阿蘇山・九重連山遠征【2024.6.5-6.8】

登山

概要

GW 前の部会終わりのとんかつ屋でなんとなく九州の百名山である阿蘇山と久住山に登りたいと言ったら、想像以上に反応が良かったのでこの遠征を計画した。日程はテストが終わったあとに夜行フェリーに乗り、3 日後の朝に神戸港に帰ってくるというものだ。百名山と言ってもコースタイムは両方 4 時間くらいで、半分旅行のようなものだ。

6.5

10kmランニングの後遺症がようやく治まり、部室に向かった。港へ向かうバスでは、サイクリングを楽しむ地元のおじいちゃんたちに声をかけられ、船内でも再び彼らと出会い、うずらの卵やわかめなどをいただいた。今回利用するのは「さんふらわあ」。昨年11月に南九州に向かった際にも乗った船で、今回は8人での旅。往路はツーリストクラス、復路は少し贅沢してプライベートベッドを予約した。みんなで部屋を貸し切り、あの洗脳ソングをBGMに旅が始まった。

6.6

早朝のアナウンスで目を覚まし、マクドナルドで朝食をとった後、8時にレンタカー屋で新車のハイエースを借りた。新車ではあったが、乗り心地はやはりハイエース。最初の目的地は阿蘇山で、元紀の運転技術のおかげで予定よりも早く到着。火山ガスの注意喚起を受けながら登山を始めたが、意外と急な上りに驚く。体調不良だった菊池もなんとか登頂し、1時間半ほどで高岳に到着。山頂からの眺めは圧巻だった。下山後、黒川温泉に立ち寄り、その後はキャンプ場に移動。雨の中、炊事場を借り切って夕食を作った。

6.7

5時に起床し、瀬川を黒川温泉から空港へ送った後、久住山へ向かう。前日の大雨にもかかわらず、登山時は晴れており、ミヤマキリシマの花が至る所で咲いていた。10時には山頂に到着し、陽気なおじさんに写真を撮ってもらった後、下山を開始。澤は星生山経由で追いつくと言い残して先行し、なんと後半で僕たちに追いついてきた。下山後は、別府温泉保養ランドで泥湯を楽しみ、泥を顔に塗って遊んでいた元紀と菊池は、コンタクトに泥が入り目が痛くなったと言い出す。疲労感が増した中でプリン屋に立ち寄り、フェリー乗り場へ向かう。レンタカー返却はぎりぎりだったが、なんとか間に合い、無事に乗船できた。

6.8

朝8時に神戸港に到着。部室に戻り、テントや装備を乾かし、無事に解散。

感想

去年の遠征も含めて、九州の百名山は宮之浦岳(屋久島)以外制覇したことになる。九州の山を登って感じたことは、九州の山は短時間で登れて、景色がどれも美しいということだ。生きるエネルギーをもらったので、九州にはまた行きたいと思った。