六甲全山縦走2024【2024.12.15】

登山
 到着時刻(予定)到着時刻
山陽電鉄須磨浦公園駅7:007:00
横尾山9:008:33
菊水山12:0012:12
掬星台(摩耶山)15:3015:52
六甲ケーブル六甲山山頂駅17:0017:56
六甲山山頂付近18:0019:17
阪急宝塚駅21:0022:40

駅で少し準備をし、7:00に駅を出発。歩き始めて5分、右の足裏の違和感が強くなる。この先の行程に対して不安を残しながら、鉄拐山などに登頂。最初らへんは、山登りというより散歩という感覚で進んでいった。しかし、舗装されていて階段なども多いので足のダメージは、大きいと感じた。最初のほうは登っておりて住宅街という場面が多かった気がする。地面が硬かったので住宅街を歩くところが全山縦走の中で一番嫌だったかもしれない。山に登っていていつも感じることだが、途中で電車やバスを見ているとふと帰りたくなる。途中まで、元長田高校山岳部であり全山縦走経験のある部員が先導してくれて、とてもありがたかった。

鵯越駅を過ぎると菊水山にむけて本格的に登山という感じがでてきた。これまでは、登っておりての繰り返しで、面白くなかったので少しワクワクした。急な階段を上り、菊水山に到着。摩耶山に向かう途中、雰囲気の良いキャンプ場を通り抜けた。ここまでは、足の痛みもそこまで痛くなかったが、菊水山から摩耶山にむかうまでの下りで急に右ひざの痛みが強くなり、膝を曲げるたびに鋭い痛みが走るので右脚を引きずりながら登った。なんとか摩耶山に到着。景色は六甲山より全然よかった。一方、右ひざは限界を迎えていたので家から持ってきていた湿布をしっかりと貼り、百均のサポーターを装着した。

ここからは車道に沿いながら進む。ふと車道側に目を向けると、スポーツカーやいかつい改造をした車などが猛スピードで走っていった。ここらへんはカーブが多く、走り屋にとっては最高の場所である。途中の六甲ビューパレスというレストランで豚まんを食べた。日すでに沈みとても寒かったので豚まんがとても身に染みた。その隣の六甲ガーデンテラスに向かうと、カップルや家族連れでにぎわっていて自分はなぜこんなことをやっているのだろうかという感覚に陥りながらも六甲山にむけて進んでいく。

時刻はもう19:00。予定時刻よりもかなり押していて、終電で帰れるか怪しくなっていた。予定時間よりも1時間遅れて六甲山山頂付近に到着。ここからは下りなので、基本ノンストップで下り続ける。自分が足を引っ張っていることは明白であり、22:58の終電の時間に間に合わせるために、最後の力を右脚に集中させ、急いで進んでいった。夜の登山道はとても暗く、自分が今どこにいるのかもわからない。途中、道に迷いながらも無我夢中で進む。YAMAPの到着予想がころころ変わるのでそれに一喜一憂してしまう。住宅街に出るまでの最後の下り坂は、落ち葉で足場が見えにくく慎重に進んでいった。住宅街に出てからもアスファルトの急な下り坂で膝を痛めすぎないように歩いた。

スタートから15時間40分、阪急宝塚駅にゴールし記念撮影。6人で出発してゴールできたのは半分の3人だった。宝塚駅が見えてきた時の達成感はここ最近の遠征で一番だった。須磨浦公園からスタートしてから長い長い1日だった。縦走して感じたことは、朝は、空気の澄んだ神戸の街、夜は100万ドルの夜景ともよばれる神戸の街を上から見ることができて景色はここ最近の遠征でとてもよく感じた。結果的に振り返ってみると、毎回の遠征で思うことだが、行ってよかったと感じているので、人生で1度はやってみてもいいかも。でも、山は当分いいかな。

【反省点】
・ご飯(行動食)をもっと持っていくべき
・もっと朝早くからスタートすべき
・夜と疲労をもっと考慮すべき
・下山途中で道に迷った
・エスケープルートの確認
・日帰りといえど医療系を持っていく