概要
- 日程:2026年6月21日(日)
- ルート:JR六甲道駅 → 平城京大極殿(途中で大和西大寺駅に変更)
- 距離:約60km
- 所要時間:15時間強
- 歩数:8万歩弱
本文
歩くことは本当に楽しい。音楽を聴き、日々の悩みや面倒なことを忘れながら、知らない景色を横目にひたすら目的地へ向かって歩く。この上なく楽しい。高校時代からの私の趣味であり、歩くために探検部に入ったと言っても過言ではない。というわけで入部早々、暑さが本格的になる前にと、夏至のこの日にウォーキング企画を立てた。背中を押してくれた部長には、この場を借りて厚く御礼を申し上げたい。
当日は幸い天気に恵まれた。朝5時40分に私を含めた1回生6人が六甲道駅に集合し、唯一の上回生である先輩とは住吉駅で合流した。私がピンクの服(高校時代のクラスTシャツ)に笠という格好だったため、先輩は私たちを見て「まさかあいつらか」と思ったらしい。

そこからは淀川のあたりまで、ひたすら国道2号線を歩いた。天気はいいが風が少し強く、被っていた笠が何度も飛ばされそうになった。大阪に入るあたりでは、歴戦の歩きマニアである先輩が地図を見ずにこの先の道のりを言い当て、その知識に舌を巻いた。
1時間歩いては10分ほど座って休憩するペースを守りながら歩き続ける。私は前夜の兼部先の集まりの影響か、十三あたりからとてつもない眠気に襲われ、寝ているのか起きているのかわからない状態でしばらく歩いていた。お昼ご飯は正午過ぎに、阪急南方駅近くの牛丼屋で食べた。

この牛丼屋は六甲道駅からおよそ25km。昼まで歩いてもまだ半分も来ていないという事実が、すでに足が痛み始めていたメンバーに重くのしかかった。淀川を渡る橋の上はとてつもない強風で、風上に向かって少し斜めにならないとまっすぐ歩けないほどだった。余談だがこの日はサッカーワールドカップの日本対チュニジア戦で、歩いている途中に4対0で勝利したという一報を聞き、大いに盛り上がった。
閑話休題。四条畷市に入って歩行距離が40kmを超えたあたりから体力の差が出始め、生駒山地を越える上り坂ではだいぶばらばらになって歩いていた。生駒山地は最終的にトンネルで通過。トンネルを歩く非日常感は、長距離ウォークの魅力の一つである。
トンネルで県境を越えると思っていたら実はそんなこともなく、抜けた先でしばらく歩いてようやく県境。やはり県境を越えたときの達成感は何事にも代えがたい。奈良県に入って日が傾き始めたころからは完全にばらばらに歩くようになり、長身の二人組は歩くのが異様に速くて、気づいたらはるか前方にいた。
トンネルのあたりから特にペースが落ち始め、翌日に予定がある人も多かったため、目的地を平城京大極殿から少し手前の大和西大寺駅に変更した。私も翌朝5時からバイトだったので、この変更にはだいぶ助けられた。
完全に日が落ちた後も、みんなで声をかけ合いながら住宅街を歩き続けた。ところが大和西大寺駅まで5kmを切ったあたりから急にペースが上がり、このスピードなら大極殿まで行けたのでは?と思いもした。21時ごろ、大和西大寺駅に到着。長距離ウォークが初めての人もいるなか、全員でゴールできてとても嬉しかった。
感想と余談
- 道中なにかと相談に乗っていただいた先輩には感謝の念しかありません。本当にありがとうございました。
- 大人数で歩くと、歩くペースも体力の減るペースも人それぞれなのが難点。遅かれ早かれ、ばらばらに歩くことになってしまう気がする。
- 笠は本当に素晴らしい。日差しも雨も防げて、風通しも良く、テンションも上がる。夏休みに個人的に神戸から名古屋まで歩いたときも重宝した。かぶるときは頭にタオルを巻くべし。歩くのが好きな人はぜひとも購入しよう。
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